先取り学習はまずやってみてから判断する方が良い

子供が小学生になるといよいよ勉強も本格的になっていきます。幼稚園や保育園ではなかった計算や漢字も授業で行なわれます。教育熱心な親御さんの中には、小学校で子供が勉強に遅れないように先取り学習というスタイルで、あらかじめ慣れさせておこうと考えている方もいることでしょう。
実際に小学校に入った後でも先取り学習は行なえます。親御さんひとりで先取り学習を行なうのが心配な場合は、塾に通ったり家庭教師をつけるなどして勉強をすすめることも可能です。ただ塾や家庭教師は中学受験などの目的意識がないと、費用が高くつくので先取り学習の意味を感じなくなってしまうリスクもあります。
小学生の先取り学習は中学受験対策のほかに、勉強への自信や意欲につながるメリットもありますが、その弊害が指摘されることもあります。たとえば、先取り学習をすることで小学校の授業がつまらなく感じるようになったり、授業中に周りのお子さんに迷惑をかけたりすることも先取り学習の弊害としてよくよく見受けられる意見です。
また計算テクニックや暗記テクニックばかりを先取り学習でやってしまった結果、粘り強く考えられなくなるデメリットも挙げられています。先取り学習できる小学生向け通信教育ランキングでは、メリットとデメリットを踏まえた上でお子さんにあった教材を選ぶことが可能です。
実際に先取り学習をしようと思っても、どの教科をどのくらいの深さで行なえばいいのかがわかりませんよね。通信教育は塾や家庭教師よりも安価に取り組めるだけではなく、オンライン教材ではお子さんの実力に応じた先取り学習が行なえるのが魅力です。たとえば、スタディサプリ小学講座では小学校4年生から高校3年生までの先取り学習ができます。
たしかに高校生の範囲まで小学校のうちにやる必要はないかもしれませんが、小6から中1になるタイミングでは数学や英語でロケットスタートを決めたいお子さんもいるかもしれませんよね。そんなとき先取り学習ができる通信教育があると、安価な料金にもかかわらず便利に特定科目の先取り学習が行なえます。もちろん先取り学習ができるということは、過去の学年に遡った学習も行なえるということでもあります。
これまで学年式の学習しか行なえなかったスマイルゼミや進研ゼミでも、2022年4月号から先取り学習と遡り学習が行なえるようになりました。通信教育の大手でも子供の意欲や実力に応じた家庭学習が行なえるようになったのは大きな前進だと感じます。
というのも私の友人は小学校の入学説明会で、先取り学習を行なわないように念を押されてビックリした経験があったからです。小学校の先取り学習は弊害もあるでしょうが、子供の意欲があるのなら、学んだことが最も吸収されやすいタイミングでもあると思うのです。
そんな子供の学ぶ意欲を小学校側から絶つケースも珍しくないのです。ぶっちゃけ子供の学ぶ意欲を奪うような小学校で授業を受けるくらいなら、通信教育で先取りして学ぶ機会を余計に設けておかないと逆に心配になってしまいます。先取り学習をするかしないか迷っているなら、とりあえずやってみてから我が子に必要かどうかを判断しても遅くはないと思います。
先取り学習で大切なことは親御さんがサポート役に徹すること。親御さん主導で先取り学習を行なった場合、お子さんが躓いたときに勉強を嫌いになってしまう可能性もあるからです。勉強が嫌いになってしまっては、先取り学習も本末転倒ですよね。先取り学習でお子さんが勉強嫌いになりそうだと感じたら、すみやかに退くことも大切です。賛否のある先取り学習ですが、実際のところは正解のない問題なので、実際にやってから判断してあげるほうがお子さんの将来のためにもなるのではないでしょうか。

先取り学習はまずやってみてから判断する方が良い
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